当塾は、主に国公立大学・私立難関大学を目指す生徒のための進学塾です。しかし、そういう生徒さんだけを対象に指導しているのではありません。高卒後就職を希望する生徒さんも当塾に入塾して、しっかりと勉強に励んで将来に備えてほしいと考えています。高校からが本当の勉強の始まりです。

「この勉強=自分との戦い」に勝つか負けるかが皆さんの一生の経済生活を左右します。


 皆さんの人生は、ここからが本番です。何が本番か?皆さんわかっているでしょうか。以下に、二つの表を掲載しました。

 まず、表1を見てください。この統計で、いわゆる大企業(1000人以上)に就職した人と中小企業(999人以下)の人との生涯収入(就職時から60歳まで)の格差に改めて驚きます。大卒で大企業に就職した人の生涯収入は、1年あたりに換算すると、約771万円以上(勤続3238)になるのに対して、99人以下の企業では、約385万円(平均勤続42)で、大卒の年収平均は、高卒のおよそ2倍になっています。
 
 ところが、高卒後大企業に就職した人の生涯収入は、100999人の規模の企業に就職した大卒者とほぼ同額、1099人の大卒者より4000万円増、そして、高専卒の大企業就職者とは、生涯収入で650万円しか差がありません。

 それでは、どういう人が高卒であっても大企業に就職できているのでしょうか。ある例をお話しします。H26年度、卒業のA君は、宮城工業高校の電気科を1番で卒業後、電力関係の企業に入社しました。初任給は225000円です。仙台市内の企業で大卒の初任給が20万円を超える企業はほとんどありません。彼は定期試験の1ケ月前から一日5時間以上の猛勉強をして3年間過ごしました。

表1

 2012          企業規模計    1000人以上   100999人   1099 

大学・大学院卒  25440万円     29300万円   23650万円    19430万円

高専・短大卒      20370万円      23950万円  19900万円    17560万円

高校卒      19240万円      23300万円  18510万円    16180万円

                  労働政策研究・研修機構「ユースフル労働統計2014


 さて、次に表2を見てください。この3年間で、日本の景気は上向いてきていました。とは言うものの従業員1000人以上のいわゆる大企業に就職した高卒者は全体の10.3%にすぎません。

 しかし、ものは考えようです。実業高校(工業系・農業系)に進学した生徒さんは、校内で10%以内の成績を収め、必要な資格を取得しておけば大企業への道が開かれていると考えてよいことになります。とりわけ、宮城工業高校は、大企業からの求人が100社を超える超エリート実業高校です。(宮城農業高校も高卒での就職は未だ道半ばですが、国立大学の農学部や畜産学部への推薦入学枠が増加傾向を示し、今後大きく羽ばたくチャンスが待っている学校です)高卒者の10人に1人が40歳でマイホームを持つことができるということになります。


表2高卒新卒者の規模別求人状況

企業規模          20147月時点        20157月時点         増減率

29人以下        63799人         78487人         23.00%

3099人        71488人      85132               19.10%

100299              51416              60305               17.30%

300499人        14894              17829         19.70%

500999人        12723        14666人         15.30%

1000人以上              24142              29542             22.40%

  計        238462人     285961                   -

                         厚生労働省

(以上表はRRESIDENT ONLINE から転載)