平準化進む?!県内上位校!!

727日に行われた第1回高等学校入学者選抜審議会で提出された入試改革の中間案を見て大変驚いた。5年前から実施されてきた現行の前期後期選抜制度の最大の弊害は、公立上位校、とりわけ仙台第二・仙台第一両校への入学者選抜判定が本来持っている受験生の学力を評価できていないことにあったと考えている。これまで何度もお話ししてきたが、この制度導入以後、初年度を除き入試問題の難易度が極端に低下し、選抜における調査書の比重が大変大きく反映される状態が続いている。H32年度から、共通入試・特色入試の2種類の選抜方法が採用されることが発表されたおり、共通入試は学力試験重視、特色入試は調査書重視の選抜になると考えていた。しかし、今回の中間案を見る限りどうもそうはならないのではないか、という疑念が湧いてきた。以下に、中間案を掲載するのでご覧いただきたい。

新しい県立高等学校入学者選抜(中間案)概要

1 一般入試

共通選抜                特色選抜      

出願            共通選抜・特色選抜区別なく出願

学力検査    5教科(国語・数学・社会・英語・理科各50分)500点満点

       500点満点            教科ごとに換算率で算出

                         換算率はあらかじめ学校で設定

調査書点    〔(国+数+社+英+理)×1+(技・家+音+美+体)×2〕×3

       195点満点            教科・学年ごとに換算率で算出

                          換算率はあらかじめ学校で設定

作文・面接・  体育・美術科のみ             学校ごと設定可能

実技の実施  実技評価を選抜資料に加算可能    評価方法(点数化または段階区分評価)はあらか                        じめ学校で設定

 

各選抜の割合         %(検討中)              %(検討中)

選抜方法   学力検査点・調査書点・特記事項   学力検査点(換算)・調査書点(換

                        算)・作文等の得点・特記事項

        相関図表を用いて選抜する         合計点の上位から2段階で総合選抜

合格発表共            通選抜と特色選抜の区別なく発表

 

私は、今回の入試改革では、公立上位校に独自問題による学力検査を導入するか、数学・英語に受験校別に難易度の異なる問題ABを選択する、前期・後期選抜前の入試制度の復活のいずれかである、と考えていた。学力試験のレベルは上がらないのではないか? この入試制度の導入以後、本県中学生の学力は低下の一途をたどっている。教科書が求める基礎学力をつける勉強をしていないためである。学力のないまま進学した高校でカルチャーショックを受けて挫折する生徒が増加し続ければ仙台二高、仙台一高を始めとする公立上位校の京大・東大、さらには一橋大・大阪大・東北大、慶応大・早稲田大等の難関大への進学者数の復活は期待できない、ということになりはしないだろうか? 関係者各位には是非ご一考を賜りたい。

中学生秋期講習生募集

対象学年 : 中学123年生

指導期間 : 10/23()11/22()       指導回数: 15(日曜日を除く)

指導時間 : PM4:309:50            指導教科 : 5教科

指導内容 :2学期中間考査のための弱点を強化するカリキュラムを作成して指導します

指導料金 : 39,800(教材費を含みます)